美しい山々が周囲を巡らし、
その一つ栗駒山を源とする皆瀬川が緩やかに流れ込む町。
それが「いなにわ手綯うどん」の故郷・稲庭町です。
私たちは、「おいしいものは人の手から生まれる」と信じています。
そんな、人の手だけで作られた、天然100%の秋田のおいしいものを、
全国にご紹介するために、私たちのお店は生まれました。
美しい山々が周囲を巡らし、
その一つ栗駒山を源とする皆瀬川が緩やかに流れ込む町。
それが秋田県にある「いなにわ手綯うどん」の故郷・稲庭町です。
稲庭うどん発祥とされる寛文五年(1665年)とたがわぬ、
豊かな自然環境が今なお息づいています。
そして、この自然があるからこそ、
私たち寛文五年堂は、330年来変わらぬ、手作りの技法で
「いなにわ手綯うどん」の味を守り続けることができました。
自然の中に育った素材を、
職人の熟練の技術で美味しいうどんに仕上げていく。
このことを忘れることなく、
私たち寛文五年堂は、この稲庭町とともに歩んでいきます。
寛文五年堂でしか作れない、手綯いならではのコシ
寛文五年堂だからできる、こだわりの喉越し
二本のかけ棒に縄を綯うように撚りを入れながら、あやがけして
細くしていく作業を「手綯(てない)」といいます。
きれいに撚りが入っているのが分かります。
捏ね、延ばし、小巻、手綯、平押しと、姿を変えるたびに
鍛えられるうどん生地。つややかで強いコシ、なめらかな喉ごしの
うどんは、すべて職人の手技に支えられています。
私たちのうどんは、断面に穴がありません。これは一連の
手作業を通して生地から余分な空気を徹底的に押し出すからです。
だから、ゆで上がりにむらのない、おいしいうどんができるのです。